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MEMBER
LEADER /
VOCALS.BASS.GUITAR.PIANO
本名 安東 和光。大阪府吹田市出身。言わずと知れたSoul Recovery Co., Ltd.のソングライティングの中心人物であるリーダーは、厳格な家柄に生まれヴァイオリン奏者の母親から音楽教育を受ける。
体も小さく無口でおとなしかった少年時代、彼の楽しみは読書とレコード収集だった。高校では演劇部に属していたが、悪者役しか回ってこなかったため退部。自己の表現方法を模索していた彼が次に目指したのがロックスターであった。大学へ進学し法律を学ぶ傍ら音楽活動を始め、数々のバンドを経て1994年イケヤンとTHE HYSTERIC-ANNを結成する。1998年にはベーシストにチィを迎え、バンド名もSoul Recovery Co.と改名、既成の音楽ジャンルの枠を超越したロックポップバンドとなる。繊細でアーティスティックな一方で現実社会への強烈なアンチテーゼを持っており、社会問題、特に人権擁護問題には多大な関心を寄せている。
2008年3月、ホームページ掲示板にバンドの活動休止が宣言されて以降、メンバーが揃って活動することはない状況ではあるが、2010年にはベスト盤である「1994★2001」が、2014年には「地下鉄に乗って2つ目の駅」のアニバーサリー版EPがリリースされており、また、個々にはフリーで音楽活動を続けており、リーダー自身も2012年にSRCレーベル傘下の別プロジェクトとして「ザ どしろうと」を結成、ウルトラローファイサウンドを聴かせてくれている。
SRCレーベルは、Soul Recovery Co.を看板バンドに、素人の素人による素人のための超ローファイインディーズバンド(ザどしろうと)の他多数のインディーズバンドを擁し、シーンを席巻させるためのレーベルとして2020年1月19日に社名を「Soul Recovery Co., Ltd.」に変更。看板バンドである(ソリカヴァ)も同様に改名した。
IKEYAN / GUITAR.CHORUS
本名 池田 真。鹿児島県沖永良部島出身。沖永良部島ではかなり有名な雑貨屋(池田商店)の三男に生まれる。さとうきび畑をバイクで疾走することが唯一の楽しみだった彼の生活を一転させたのは友人から借りたヴァンへレンのアルバムだった。以来ギターの虜になった彼がリーダーと出会ったのは1988年某大学の図書館でのこと。リーダーが手にしていたポリスやストーンズのレコードから音楽談義となり、意気投合した二人はブルースパンクバンドTHE
ELEPHANT SHOTを結成し、1992年の解散までの間にアルバム1枚シングル4枚を制作した。1994年、THE HYSTERIC-ANNのメインギタリストとして再びリーダーと組むこととなるまではフリーで活動しており、様々なジャンルを吸収したセンスは当然のことながらサウンドの要である。現在は奄美群島(奄美大島、喜 界島、沖永良部島、与論島、徳之島)の島唄をもっと多くの人に届けるためのプロジェクト『島唄プロジェクトの会』で活躍中。
DAR'HEE / DRUMS.BASS
本名 飛田 和則。兵庫県小野市出身。STOMPIN'TRAMPSヤBLOOD STONE等、数々の著名なバンドで演奏してきた経歴を持つドラマーで、どちらかといえばセッションマン的なイメージが強かったダーヒーが当時在籍していたWATER LOO SUNSETSのライブ会場でリーダーからの誘いを受けたのが1994年手渡されたデモテープを聴くやいなや、すぐにバンドへの加入を決意したそうだ。それまで彼がやってきたこととは違う何か新しいものがあると感じたそうだ。加入以来、バンドのマネージメントや渉外役もつとめてきた一級建築士の資格も有する彼は、無論Soul Recovery Co., Ltd.のサウンドの柱であり、リーダーやイケヤンの良き相談役でもある。
CHI / BASS.VOCALS.CHORUS
本名 有賀 千代子。大阪府箕面市出身。SUNDAYS、CROCK ATTIC等のヴォーカリストとして活躍してきた歌姫が、リーダーの音楽性に共感して正式にメンバー加入したのが1999年。インディーズシーンにおいてガールズポップロックバンドの圧倒的なカリスマだったチィの加入は、当然のことながらバンドに多大な影響を与えた。バンドというものがその成長過程でいくつかのターニングポイント迎える時があるのだとすれば、その一つはまぎれもなく、また他の誰でもなく彼女の存在、彼女の加入だったのではないだろうか。ロック、ポップ、ポストロックと縦横無尽にサウンドシフトしてきた今のSoul Recovery Co., Ltd.も彼女がいなければ決してありえなかったと言えるだろう。2001年にバンドを脱退、現在はジャズシンガーとして活躍中。
UPDATE 7/JAN/2025
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