The ultra lo-fi garage rock band [The Super Amateur]


PSYCHO KILLER LIVE / Jul 2015

2015年4月に加入した新メンバー「ケーワイ」が3か月足らずで脱退したため、急遽、トリビュートシングルとしてリリースされたのが、この「サイコキラーライブ」。ニューヨークパンクシーンに登場後、音楽的な成熟を遂げ80年代のパンク~ニューウェイブの重要バンドの地位についた奇才デヴィッド・バーン率いるトーキングヘッズの名曲です。
2015年5月の心斎橋ナウヒアミュージッククラブでのライブ音源と6月のスタジオ音源が収録されています。



1. サイコキラー [Live at Now Here Music Club,MAY 2015]
2. サイコキラー [Take 08 Jun 15]


◎ライナーノーツ抜粋
(ライター / bockin'on編集長 巣鴨陽一)

「あーそう!? そうなんだ!? こんなこともさらりとやっちゃうんだ!? かっこいい~っ!」と、思わず叫んでしまった「ザ どしろうと」の「サイコキラーライブ」。ニューヨークパンクシーンに登場後、音楽的な成熟を遂げ80年代のパンク・ニューウェイブの重要バンドの地位についた奇才デヴィッド・バーン率いるトーキング・ヘッズの名曲のカヴァーということで、ジャケットも本家のものをオマージュしたデザインになっていて、曲調も元曲とそんなに変わりはないんだけど(ただ、「サイコキラー~」のサビに入る前のブレイクはオリジナルとは違い斬新で個人的には好み。)、やはりライブ音源ならではの臨場感とリーダーのヴォーカルと曲が、これまたバッチリと合っていて、相当に良い。

以前から「ザ どしろうと」に関してはただならぬ期待を寄せていたわけだが、洋楽曲をカヴァーするにしても安易な解釈を許さないこの曲を選ぶところに彼等の音楽的センスの高さが窺えるし、はたして本当に(どしろうと)なのかどうかも怪しくなってくるわけで、そうして見ると、これまでにリリースされたシングル「卑怯者」や「君もヒーロー」なんかも、単純なようで複雑、道化のようで真剣、という重層構造になっていることにあらためて気づかされるわけです。

さて、メンバー曰く、レーベルにより突然リリースされたという今回の「サイコキラーライブ」。バンドのホームページでも既に公表されているように、加入後、短期間で引退したギタリストのケーワイが演奏に参加している音源により、記念として制作されたものらしいのだが、いやはや、ファンにとってそんなことはどうでもいいのですよ。
大阪の某ラジオ局の番組にゲスト出演して電波ジャック!?を行ったゾノの今後の進退が気になるところではあるが、新たな魅力を披露してくれた「ザ どしろうと」。これからどのような成長を遂げるのかを期待しつつ、今はこの「サイコキラーライブ」を堪能させてもらおう!


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